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スポーツ現場において、クールダウンは練習の一部に組み込まれています。なぜ?クールダウンもろくにせず、翌日『筋肉が張って痛い。』と、言う選手に私は良く言ったものです。 『昨日の練習後クールダウンしたの?』答えはたいてい“No”。そして『アイシングしたよ。』と、いう返事。ウォームアップよりもクールダウン。場合によってはアイシングよりもクールダウン。これが私の口癖でした。ここ2〜3年メジャーリーグでも試合後のピッチャーはアイシングよりもクールダウンのエクササイズを行なわせる傾向があります。何故?
▼運動が身体に及ぼす影響: 1.筋肉を収縮する度に、体内組織/筋肉から少量の血液、その他の体液が流出します。簡単に言ってしまうと、運動をする度に人間の身体は軽い筋損傷/挫傷を繰り返しています。 2.運動の強度があがると、体内で生成された乳酸が蓄積されます。これは疲労と筋肉痛などと密接な関係があります。乳酸はコンディショニングレベルが低い人程排出が鈍化し、蓄積されやすくなるといわれています。 ▼クールダウンストレッチの効用: ゆっくりと呼吸を整えながら全身をストレッチすることにより、血行が良くなり体内で作られ蓄積された乳酸、他の老廃物を血流を通して除去する事が出来ます。ストレッチと共にバンドや軽いダンベルなどを使って軽い負荷をかけ、普段良く使う筋肉、またその周囲の筋肉を刺激する事により、さらに効果的な疲労回復が可能になります。 ▼アイシングじゃダメなの????: アイシングとストレッチ、効果が全く違うようで実は血行をあげて、老廃物を流し出すという点では同じような効果が報告されています。基本的にアイシングは患部に腫れがあったり熱感があるときと考えていいでしょう。疲労回復の為にアイシングをするのであれば、アイシング後に軽くストレッチをしてあげましょう。ストレッチは前後の動きだけではなく、左右、捻りなど様々な方向、角度で行ないましょう。10分でもいいですからクールダウンの習慣を!その10分が慢性の怪我、精神的な疲労を軽減する助けをすることになります。